DTM DAW 作曲 編曲 自作楽曲 K's Planning Music Club - DTM Creator DTM DAW 作曲 編曲 自作楽曲
DTM用語
ハ行

ハイハット

ハイハットは、通常のドラムセットではスネアドラムの左側に置かれ、ふたつの小さなシンバルが重なっている。このハイハットは左足のペダル操作で開いたり閉じたりできるようになっている。ハイハットが開いているときにスティックで叩いた音をオープンハイハット、閉じているときに叩いた音をクローズドハイハットという。
パーカッション
叩いたり、振ったりすることによって発音する楽器の総称。
バスドラム
ドラムセットの中で、もっとも低い音を担当しているのがバスドラムで、ベースパートとの連携がポイントになる。
パストラーレ
<pastorale> 発想標語。「牧歌のように」の意。
派生音
半音上げたり、半音下げたりされた音を「派生音」といい、嬰記号(#)や変記号(b)といった臨時記号を使って表す。
発音数
MIDI音源の発音数というのは、同時に鳴らすことができる音の数のことで、ボイス数とも呼ばれる。ボイスというのは、一つの音を鳴らすための最小の単位のことで、このボイスがいくつか集まって和音を演奏できるようになっている。通常の鍵盤演奏だけであれば、8〜16音程度あればほとんどの場合充分だが、いくつものパートを同時に演奏する場合は、より数多くの発音数が必要となる。
撥弦楽器
弦楽器の中でも、ギターのように指・爪・ピックなどで弦をはじいて音を出す楽器のことを「撥弦楽器」という。他にハープ・シタール・三味線・琴などがある。
パッチベイ
MIDI機器やオーディオ機器が増えてくると、その接続は複雑になり、接続を変更するのも大変になる。特にラックにマウントされた機器などは、接続を変更するのが大変なため各機器の入出力端子を一ヶ所にまとめ、そこで接続の変更などを簡単に行えるようにしたもの。
パート譜

スコア譜から、演奏する各パートごとに抜き出された譜面のこと。

パニック
一部のシーケンスソフトにある機能の一つで、この機能を使うとオールノートオフメッセージ(コントローラーナンバー123)などを送信し音を強制的に止めることができる。MIDIで接続した音源の音が鳴りっぱなしになった時に使う。
バリエーショントーン
GS音源の128種類の基本音色をキャピタルトーンといい、このほかに用意されている音色のことをバリエーショントーンという。
バルクダンプ
MIDI音源の設定内容をMIDIデータとして、システムエクスクルーシブメッセージを使って送信する事。MIDI音源の設定をシーケンサーやパソコンに保存する時に活用する。また、曲データの先頭部分にこういったMIDIデータを入れておけば、その曲データで演奏するときはいつでも同じ設定で演奏できる。このような、まとまったエクスクルーシブデータのことを(バルク)ダンプデータと言う。
パン
ステレオで再生するときの音が聞こえてくる方向(定位)のこと。MIDIではコントロールチェンジ(コントローラーナンバー:10)で127段階で調節できる。
バンクセレクト
バンクセレクトメッセージとは、GS音源のバリエーショントーン(128種類の基本音色以外の音色)に割り当てられているバリエーション番号(バンクナンバー)を送信するためのコントロールチェンジ(コントローラーナンバー0、32)。
パンチイン・アウト
リアルタイム入力で、ある範囲だけをレコーディングし直すことをパンチインレコーディングという。パンチインはレコーディングを開始すること、パンチアウトはレコーディングを終了すること。あらかじめパンチイン・アウトの位置を指定しておけば、自動的にその範囲だけがレコーディングされるので、前後のフレーズのつながりなどに注意しなくても、すでに入力されている演奏やガイドリズムに合わせて演奏していくだけで演奏データを部分的に差し換えることができる。
ハンドクラップ
GS音源などのシンセサイザーや多くのリズムマシンに用意されている音色のひとつで、手を叩いた音(手拍子の音)または電気的に合成した手拍子風の音。さまざまなジャンルの音楽で、手拍子としてだけでなく打楽器音の一つとしてドラム楽器と同様に使われることが多い。
反復記号
ある範囲の小節を繰り返し演奏したり、指定した位置で飛ぶことを指示するための記号。主な繰り返し記号(リピートマーク)には、ダルセーニョ・ダカーポ・コーダマークなどがある。
ハンマリグオン
ギターやベースなどで、最初の音を弾いた後、左手で同弦の別のフレット(ポジション)を押さえて(叩いて)音の高さを変える奏法です。通常は最初に弾いた音の半音、あるいは全音上の音程へと変化します。弦を弾くのは最初の音だけで、その後の音の高さの変化は左手の動きだけで表現する。
半音
音程の最小単位で、2半音が全音、12半音が1オクターブになる。
ピアニッシシモ
<ppp> 強弱記号。「できるだけ弱く」の意。
ピアニッシモ
<pp> 強弱記号。「ごく弱く」の意。
ピアノ
<p> 強弱記号。「弱く」の意。
ピウモッソ
<piu mosso> 音楽(速度)記号。「それまでより速く」の意。テンポの変更を示す。
ピチカート
バイオリンやチェロなどの弦楽器で、弓で弾く代わりに、ハープやギターのように弦を直接指ではじいて演奏すること。ふつう、譜面上では「pizz.」と省略して記され、ふたたび弓で弾くときは「arco」(アルコ)と記される。
ピッキング
ギターやエレキベースなどの奏法の基本で、指またはピックで弦を弾いて演奏すること。
ピッチ
一般的に、音の高さのことを指す。ふつう、音階的な音の高さではなく、振動数による音の高さをいう。
ピッチベンド
音の高さを細かく調節するためのMIDI情報。ノート情報では、半音単位で音の高さを指定できますが、このピッチベンドを併用することでさらに細かな音の高さを表現することができる。
ビブラート
音の高さを周期的に揺らす効果、またはそのような奏法(唱法)を指す。
ビーミング処理
音符貼り付けによって演奏データを入力するシーケンスソフトや、ノーテーションソフトなどにある機能のひとつで、選択した音符のはた(符尾)をつないだり、連譜のはたを切ったりする。つないだ連譜のはた(ビーム)のことを連桁[れんこう]ともいう。
拍子
演奏の基本となる小節の単位です。一般的な4/4では4分音符が4つで1小節となる。また、曲によっては6/8などのように4分音符以外の音符を基準とした拍子や、5/4のような変拍子もある。
拍子記号
演奏の基準となる音符(拍)と1小節の拍数を表す記号。分数で表され、分母が基準となる音符、分子が1小節内の拍数となります。4/4の場合は、4分音符が4つで1小節になることを表す。
表情記号
楽譜上に表記される記号の一種で、主に作曲者が「このように演奏してほしい」という演奏者に対するメッセージなどを記すための記号。これをどのように解釈するかは演奏者次第で、表現も異なってくる。
フィドル
バイオリンなどの擦弦楽器の類を指す俗称。カントリーミュージックの一つであるブルーグラスなどでバイオリンが演奏されるときは、フィドルと呼ばれることが多くある。
フィルイン
ドラムなどの打楽器の演奏のひとつで、フレーズのつなぎ目などに入れる装飾的な演奏のこと。「オカズ」ともいう。
フィルター
音の鳴りかたや特徴を決めているパラメーターのひとつ。フィルターを変えると音質を変えることができる。フィルターには決められた周波数(カットオフ周波数)より低い成分だけを通すローパスフィルターと、高い成分だけを通すハイパスフィルターなどがある。GS音源のフィルターは前者のローパスフィルターで、カットオフ周波数の値を変えることで、音を明るくしたり暗くしたりすることができる。
フェードアウト
楽曲の終わり近くから音量を少しずつ下げ、最後には音量が0になって音が消えるように曲が終わること。
フェードイン
音量を少しずつ上げて、曲が始まること。
フェルマータ
楽譜上に表記する記号の一つで、曲に表現を付けるために、曲の途中や終わりで拍子による曲の進行を止め、音をほどよく延ばすことを示す。
フォービート
4/4拍子で、四分音符を基本のリズムとしていること。
フォルツァンド
<fz> 強弱記号。「さらに強いアクセントをつけて」の意。
フォルテ
<f> 強弱記号。「強く」の意。
フォルティッシシモ
<fff> 強弱記号。「できるだけ強く」の意。
フォルティッシモ
<ff> 強弱記号。「ごく強く」の意。
フォルテピアノ
<fp> 強弱記号。「強く、ただちに弱く」の意。
付点音符
音符(休符)の右横に小さな点がついている音符を付点音符(付点休符)と呼び、その音符(休符)の長さが1.5倍になる。例えば付点4分音符は4分音符+8分音符の長さ、付点8分音符は8分音符+16分音符の長さとなる。また、特殊な楽譜では音符(休符)の横に点が2つ付いている複付点音符(複付点休符)が使われることもあり、複付点4分音符は4分音符+8分音符+16分音符の長さとなる。
譜表
五線譜と呼ばれている1段の五線を譜表といい、複数の譜表でひとつの演奏を表したものを大譜表という。
フラム
ドラムの奏法のひとつで、スネアドラムやタムタムを両手のスティックでわずかにずらして叩くことによって独特のアクセントをつける効果のこと。
プラルトリラー
装飾音の一種で、ある音符とそのすぐ上の隣接音を速く交替する。
フリオーソ
<furioso> 発想標語。「狂熱的に」の意。
プリセット音色
MIDI音源には、さまざまな音色が用意されていたり、あるいはエディット(修正)した音色を記憶できるようになっているが、あらかじめ搭載されていて内容を変更できない音色のことをプリセット音色という。
ブリランテ
<brillante> 発想標語。「輝かしく・はなやかに」の意。
プリングオフ
ギターやベースで弦を弾いた後、弦を押さえている左手の指を離して音の高さを変える奏法です。この場合、あらかじめ下げる音程のフレットを押さえていることが多いため、半音から全音低い音の高さへと変化する。
ブレス
楽曲を歌う(演奏する)ときに、演奏の途中で必要な呼吸をとること。特に位置が指定されるときは、譜面上で「V」で記され、この位置で呼吸をとることを指示している。
プレスト
テンポをあらわす音楽記号のひとつで、「急速に」の意味。これをメトロノーム記号であらわすと、Tempo=168〜200ぐらいの速度になる。
フレットレスベース
ベースの中でもフレットがないもの。そのため音色が甘く、音の立ち上がりがゆっくりしている。また半音単位だけでなく、さらに細かく滑らかに音の高さを変化させたり、表情豊かなビブラートをつけることもできる。
プログラムチェンジ
どの音色で演奏するのかを指定するための、音色切り換えの情報。プログラムチェンジでは、MIDIで接続されたMIDI音源の音色を切り換えることができ、128種類までの音色が選べる。
ペザンテ
<pesante> 発想標語。「重く引きずるように」の意。
ベロシティ
音の強さを指定するためのMIDIデータで、ノート情報に含まれる。
ベンダー
ピッチ(音の高さ)を変化させるためのコントローラーで、MIDIキーボードの鍵盤左側に設けられているものが多い。ピッチベンダーともいう。鍵盤を弾きながらベンダーを操作すると、音の高さが滑らかに変化する。
ベンドレンジ
ピッチベンドを最大にしたときに、どれくらい音の高さを変化させるかを半音ステップで設定します。例えばベンドレンジが2のとき、ピッチベンドを最大値にすると全音(2半音)高くなり、ベンドレンジが12のときは最大値で12半音(1オクターブ)変化する。
変拍子
小節内で拍子が変化したり、数小節ごとに拍子が変化する拍子のこと。
ボイス
シンセサイザーでは、発音数のことを指す。
ボイス数
MIDI音源のボイス数というのは、同時に鳴らすことができる音の数のことで、同時発音数とも呼ばれる。
ポリフォニック
キープレッシャー
アフタータッチの効果を、強く押さえた鍵(ノートナンバー)の音だけに与えること。これに対し、チャンネルプレッシャーは、同じMIDIチャンネルのすべてのノートナンバーの音にアフタータッチの効果を与えます。
ボリューム奏法
エレキギターの奏法で、ボディにあるボリュームのつまみにピッキングする手の小指をかけたり、ボリュームペダルを踏んで、弾きながらボリュームをコントロールする奏法のことで、バイオリン奏法とも呼ばれる。あらかじめ音量を絞っておいて、ピッキングした後に音量を上げることによって音のアタック音を消すことができる。
ポルタメント
前に鳴った音の高さから新しい音の高さまでなめらかに音をつなぐ効果のこと。また、ポルタメント効果のオン・オフを切り替えるMIDIメッセージのこと。MIDIメッセージのポルタメントはコントロールチェンジに含まれ、コントローラーナンバー65に割り当てられている。このほか、コントロールチェンジのポルタメントタイムでピッチ(音の高さ)の変化の速さポルタメントコントロールで直前に押したキー(ソースノートナンバー)を指定することがもできる。
ホンキートンク
ラグタイムなどでよく使われる調律(チューニング)が狂ったピアノ。ピアノは、弦をハンマーで叩いて音を出すが、中高音は音量を大きくするために複数の弦が張られている。普通は、調律することによりひとつの音として聞こえるようにするのですが、ホンキートンクピアノではそれぞれの弦の音の高さが少しずつずれているので独特の音色になる